未知語の推測ーELEC同友会英語教育学会の発表のテーマー学会のテーマー
来年度のELEC同友会英語教育学会語彙指導研究部会のテーマになりそうな未知語の推測。
一昨年は、「インプット強化」の意義として発表したものと同種のリサーチである。
「インプット強化」では、未知語に日本語訳を付けた場合と、4択注で推測を促したときと、どちらが単語の記憶を促進するかを調べた。
来年度のリサーチクエスチョンは以下の3つである。
1 どのようにして作ったペアがより未知語の推測に繋がるか?席が隣同士のペアか、好きな人同士のペアか?また、1人での推測よりもペアでの推測の方がより多くの未知語の推測に成功するか?(未知語の推測により、単語の記憶率が高くなるか?)
2 成績上位グループと下位グループには単語の記憶に差があるか?
3 研究参加者は、どんな単語をよりよく覚えているか?未知語の推測で正しく答えられ単語か、答えられなかった単語か?
リサーチはこれにそって進めるわけだか、
語彙指導における未知語の推測の意義として、
単語は、ただ覚えるだけでなく、生徒たちの思考力を育てる活動として位置付けることができるだろう。
そういう意味でも、未知語の推測は、意義ある活動と言えるだろう。