英語教育雑感

英語教育雑感part2

高校英語「学び直し」の本

いま、中学英語の「学び直し」の本がよく出回っている。そういう私も、一冊書いたわけだ。 

中学英語ほどではないが、中学英語の学び直しの本を書くと、やはり、高校英語の学び直しの本も書きたくなるもので、


「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」学研や、「高校三年間の英語を10時間で復習する本」カドカワ、「中学、高校6年分の英語が10日間で身につく本」アスカ、「日本一わかりやすい高校英語」明日香出版社、などの本を集めて読んでみた。


書名は避けるが、やはり、やさしいところから難しいところへと順序よく書いてあるものの方が圧倒的に読みやすい。


解説にも出来るだけ難しい文型の示唆がないもの、やさしいことばで書いてあるものに共感する。


今の生徒たちは、国語の読解力も随分と落ちているので、独学用参考書となると、ほんとに言葉使いを吟味してあるものでないと読めないだろうと思う。イラストの有無も多いに理解に関係する。イラストを見るだけで大体の言いたいことがわかってしまうものは、

今の生徒に合った本といえる。


CDも必須だと思うのだが、彼らは、CDを活用するだろうか?そこを考えるとCD無しで値段が安い方が売れるような気もする。


中学英語の学び直しの本も改めてよんだが、

最近買ったある本は、割と最近出来た本であり、これだけ沢山の中学英語のやり直し本が

出ているのに、あとどんな工夫が考えられるのだろう、という興味のため、読んでみた。

感想としては、紙面にムダがなく。効率よく書いてあるところはあっばれ!であるが、ムダがなさすぎて、出来ない生徒には厳しい内容になっていると思われた。


高校英語は、文型で仕掛けてみたい。さて、あとどのくらいで企画書ができるんだろう。