4月1日、認知科学に基づく語彙指導研究会、春の定例会が行われた。
明海大学などの野上先生の「TOEI C指導におけるドラマ教育の活用」というご発表の中に出てきた、静止画、という活動は、とても面白いものであった。
いくつかの動詞を動作で表すのだが、
例えば、considerと mind はどのように区別して、その動作をするのかを、ペアかグループでいろいろ工夫しながら考えて、アクションをするというものであった。
この活動は、その語の意味を深く考えるため、深い処理仮説に合致するものであり、
語彙の習得にとって、大変効果のあるものと思われる。
とても感銘を受けた活動であった。