英語教育雑感

英語教育雑感part2

「第2言語習得理論と私」その2

コロンビア大学での1年目は、先生方が日本の英語教育事情に精通なさっていたこともあり、現在教わっている教室活動が「第2言語習得理論」からきたものである、という感覚はほとんどなかった。   

     だが、明確には覚えていないが、同じくクラスの同僚(生徒イコール先生.) から、「第2言語習得」というのは、たとえば、メキシコからね移民が、アメリカ合衆国に行き、そこで生活せるために、英語を「第2言語」として学ぶ、と言ったような状況を指すのだ、と聞いた。「ああそうなのか」と思い、私の頭の中で、「第2言語」を学ぶということと、「外国語」を学ぶということは違うことなのだ、という認識が生まれた。ただ、「第2言語を学ぶ」ことと、「外国語を学ぶということは、どのように異なるのかについて無知であったし、「第2言語習得理論」から生まれた教室活動が日本の教室でも

上手くいったときなどは、よい授業ができた、と気分をよくしたものである。


本日はここまで。